ツバナシフミヅキタケ
Agrocybe farinacea Hongo
ハラタケ目_モエギタケ科_フミヅキタケ属

POISON 有毒

 春と秋、畑、たい肥、籾殻などに群生〜束生する。特に最近では、公園などのウッドチップを敷き詰められた場所に発生することが多く、都市部でもよく見かける。

 カサは径4〜5cmくらい、、饅頭型から平らに開き、黄土色から淡黄褐色。粘性無く平滑。辺縁は初期に内巻きし、多少のシワや凹凸があることがある。
 ヒダは、直生からわずかに垂生。幅広く密。初め汚白色、後に茶色〜暗褐色化。縁部、ごく細かい粉状。

 柄は長さ3〜8p、幅4〜9o、中空から髄状、上下同大か逆棍棒状で、稀に基部が著しく膨らむものがある。
 色はカサと同色かやや淡い。上部は粉状でツバは無く、下方は条線がねじれてつく。
 肉は質が厚く、粉臭、汚白色〜淡黄土色。

 胞子紋は褐色。胞子は黄褐色、長さ8〜11μm、幅5.5〜8.5μm の卵形〜楕円形、平滑。

〔似たキノコ〕
 → フミヅキタケAgrocybe praecox (Pers.: Fr.) Fayod.は白色〜淡黄色、膜質のつばがあるが脱落しやすい。
 → ツチナメコ Agrocybe erebia の柄は上半分がほぼ白色、下半分が暗褐色

ツバナシフミヅキタケ_20170624_桜山持込
柄上部拡大