テングツルタケ

Amanita ceciliae (Berk. Et Br. ) Bas
ハラタケ目_テングタケ科、テングタケ属


_20160813sakurayama

 
 CAUTION 食注意・弱毒

 夏~秋、クヌギ・コナラ・コジイ等の樹下に発生。食だが本種は近縁の毒菌と紛らわしいので、誤食などをせぬよう充分注意。特長はツルタケと同じように柄につばがないことと不完全なつぼがある。

 傘は径4~7cm、黄褐色~灰褐色の地に灰黒色綿質のつぼの破片を付着し、周辺に放射状の溝線がある。
 ひだは白色、縁は灰色粉状。
 柄は長さ9~13cm、表面は灰色の小鱗片 におおわれ、つばはなく、根もとに灰黒色綿質の不完全なつぼが残る。
 胞子は球形、径11 ~15μm、非アミロイド。


〔似たキノコ〕
 → カバイロツルタケ
 → テングタケダマシ

_20180907 kodomonokuni _20180907 kodomonokuni