ショウゲンジ

Cortinarius caperatus (Pers.) Fr.
ハラタケ目 フウセンタケ科 フウセンタケ属


ショウゲンジ

 
Edible mushroom 可食

 可食。夏と秋、アカマツ林内やツガ、マツ、カラマツなどの針葉樹混生林地上に群生するが、稀に広葉樹林にも発生することがある。

 傘は径4~15cm、半球形から卵形のちほぼ平らに開く。粘性はなく、黄土色から黄土褐色。 若い子実体では傘に放射状のシワヒダがあることが多い。シワは成長にともなって消失する。
 柄は長さ6~15cm、中実で、上部に、やや厚い膜質のツバがある。
 柄の表面はツバより上は条線や、細かい片鱗があり、下方は帯褐色の繊維状。
 基部には不完全ツボがあるが、消失しやすく解りづらい。
 肉は白色。無味無臭。

〔似たキノコ〕
 → キショウゲンジ はオキナタケ科のきのこ。

syougenji_20120926