ススケクリイロカラカサタケ

Lepiota grangei (Eyre) J.E. Lange
ハラタケ目 ハラタケ科 キツネノカラカサ属

ススケクリイロカラカサタケ_20190905 定山渓

 
 Unclear 食毒不明

 雑木林内の地上に単生。
 傘の径は2〜4cm、中高のまんじゅう形、中心付近にビロードのような深緑色の表皮があり、周辺はオリーブ褐色の表皮が縁に向かってより薄くより間隔が広くなって微細にひび割れる。
 ひだは密、柄に離生し、幅は4〜5o。
 柄は下方にやや太まり、頂部6o、下部9o、基部は膨れる、中空。表面は帯青黒褐色のだんだら状鱗片に被われ、上部のつばは絹の綿毛状、早落性。
 傘の表皮は錯綜する菌糸からなり、やや起立する。

 胞子紋は白。
 胞子は楔形、砲弾形、9〜12×3〜3.5μm、偽アミロイド。
 担子器は4胞子型、縁シスチジアは球嚢形〜短棍棒形、側シスチジアはない。

〔よく似たきのこ〕
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胞子は楔形、砲弾形、9〜12×3〜3.5μm、偽アミロイド。