シロカイメンタケ

Piptoporus soloniensis (Dubois:Fr.) Pilat
タマチョレイタケ目_ツガサルノコシカケ科_カンバタケ属


シロカイメンタケ 20121028 学びの森

 
awful taste 食不適

 子実体は一年生、座生、単生あるいは重生する。

 傘は半円形、幅10〜20cm。傘表面は初め鮮橙色、のち色あせ灰白色となる、粉状毛をもつがのち無毛となる、放射状のしわを表す。
 肉は初め鮭肉色のち白色、柔軟な革質、乾くと硬い革質、厚さ1cm程度。酸味と佳香あり。
 子実層托は管孔状、鮭肉色のち白色、孔口は円形〜多角形で1mm間に5〜6個。
 胞子は楕円形〜梨の種形、4.5〜5.5(6.0)×2.0〜2.5(4.0)μm

〔似たキノコ〕
 マスタケ
 シロカイメンタケはマスタケほど重なり合って発生することが少ないのと、傘の表面にうっすらと粉状の密毛をおびること、重量がマスタケにくらべて軽いことで区別できる。

シロカイメンタケ_20080908_支笏湖
裏面
 
若い菌は鮭肉色だが、マスタケより色が薄い
 
2013.09.20. 2013.09.20.