オツネンタケモドキ

Polyporus brumalis (Pers.) Fr.
Lentinus brumalis (Pers.) Zmitr.
タマチョレイタケ目  タマチョレイタケ科 ケガワタケ属

オツネンタケモドキ

 
awful taste 食不適

 有柄、樹上生、白色腐朽菌。6月上旬から11月下旬にかけて広葉樹の枯れ木上に発生する。

 傘は初めまんじゅう形で後にはほぼ円形で扁平に開き、径1~5cm。
 表面は灰色の短毛を密生、のち毛は剥げ落ち暗褐色の地肌を表しなめし皮状になる。
 肉は白く皮質。管孔は丸く小さい、類白色。
 柄は中心生で円筒形、表面は傘とほぼ同色で細かい毛をおびるかあるいはほとんど無毛、平滑あるいはまだら模様になる。
 胞子は7~9×2~3μm。

〔似たキノコ〕
 → 類似種のエゾノアミスギタケ(Polyporus ciliatus Fr.)は春に発生し、細かい孔口を持ち、オツネンタケモドキの1mm間に2~4個に対し、1mm間に5~6個。
 → エゾアミメタケ(Polyporus longiporus)の孔口は細長く、長さ1.5-2mm

オツネンタケモドキ 20111015 桜山 
20171001 桜山 20171001 桜山
20080920 桜山 20080920 桜山