オオトガリアミガサタケ

(別名;ナガアミガサタケ )
Morchella elata Fr.
チャワンタケ目 アミガサタケ科 アミガサタケ属


オオトガリアミガサタケ_石山_ 2013.05.22

 
CAUTION 食注意・弱毒

 春に針葉樹、および広葉樹林内の地上に発生する。

 傘は長円錐形で、表面の網目は大きく、畝は縦方向が発達し、色は畝、窪みともオリーブ色から黒褐色になり、肉には弾力がある。
 傘径3~8cm、頭部の高さ6~8cm。
 柄は上下同径または下方に細まり、中空。
 柄の径1~3cm、長さ4~10cm。
 色は淡黄色から淡赤褐色になり、表面には粒状突起や凸凹が顕著。
 肉には弾力があり、触れると橙褐色変する。無味。塩素臭がある。
 胞子は楕円形、大型 18-25 x 11-15μm、厚膜で表面は平滑。
 胞子紋は橙黄色。

〔似たキノコ〕
 → 本種は トガリアミガサタケ より頭部が鋭く尖っており、柄も太く、肉厚も厚い。
 → アシブトアミガサタケ の傘は黄色を帯び、柄に直生する。

オオトガリアミガサタケ_20150509_桜山持込
頭部が根元に癒着しているが真直ぐに伸ばすと全長20cm以上になる。