ニオイハリタケ

Hydnellum suaveolens (Scop.: Fr.) Karst.
イボタケ目_マツバハリタケ科_チャハリタケ属


ニオイハリタケ 2009.9.23 恵庭森林公園

 
Inedible 食不適

 秋にツガ類、モミ類などの針葉樹林の地上に群生する。きのこには独特の香り(アンズ様の香り)がある。

 傘は初め中央部が窪んだ浅い盃状で後にはほぼ平に開く。
 表面の色は初めクリーム色で後には中央部が淡褐色から褐色になる。傘の表面は隆起がありでこぼこしている。
 傘の裏側は針状で色は灰色がかった藍色。針は柄の部分にもつく。
 柄は硬くてコルク状。きのこを縦に裂くと、断面には藍色の輪紋がある。


〔似たキノコ〕
 → ニオイハリタケモドキ は香りがないことで本種と区別できる。