モミサルノコシカケ

Fomitiporia hartigii (Allesch. & Schnabl) Fiasson & Niemela
タバコウロコタケ目_タバコウロコタケ科_フォミトポリア属

モミサルノコシカケ_桜山

 
Inedible 食不適

 通年、多年生、針葉樹(主にトドマツの生立木)の樹幹の傷から侵入し、辺材を白色腐朽する。
 腐朽部分は成長が止まるため幹の縦方向に溝ができるので、溝腐病ともいわれる。

 傘は馬蹄形、鐘形〜半背着生。
 幼部は黄褐色〜灰褐色、老成部は黒褐色〜灰褐色でひび割れを生ずる。
 縁は厚く、丸味がある。
 下面は暗褐色、孔口は円形、微細。


〔似たキノコ〕
 → サクラサルノコシカケ はサクラ属樹木生立ち木の枝・幹に発生する。
 → カシサルノコシカケ はカシやシイの枝・幹に発生する。

モミサルノコシカケ幼菌_20160501_桜山