モエギタケ

Stropharia aeruginosa (Curtis) Quel.
ハラタケ目 モエギタケ科 モエギタケ属


モエギタケ_2010.10.12 桜山      

 
awful taste 食不適

 かさは径2〜8(〜10)cm、少なくとも幼時は鮮やかな緑色を帯び、著しい粘液におおわれる。
 ひだはやや密〜やや疎で柄に直生〜湾生し、はじめは白色であるが成熟すれば暗灰紫色〜帯褐暗紫色となり、縁は最後まで白く縁どられる。
 柄は長さ 0.5〜7cm、白色でもろく壊れやすいつばを備える。
 胞子紋は暗紫色〜帯褐暗紫色である。


〔似たキノコ〕
 → チャモエギタケ S. aeruginosa f. brunneolaは本種の品種。
 →  類似種、ストゥロファリア・キュアネアのヒダの縁部は白く縁取られない。

幼菌
モエギタケ_20201024 桜山、胞子紋は暗紫色〜帯褐暗紫色
モエギタケ_20201024 桜山、胞子は広楕円形、表面は平滑、大きさは 7.5-9.5 x 4.2-5.9 μm