マツオウジ

Neolentinus lepideus (Fr.) Redhead & Ginns s. l.
キカイガラタケ目_キカイガラタケ科_マツオウジ属


マツオウジ_20150525_持込

 
CAUTION 食注意・弱毒

 真夏を除く春から秋、アカマツなどの針葉樹の切り株、丸太、立枯れ木上に発生、材の褐色ぐされを起こす。肉質はかたく、松やにのような匂いがする。食用にもなるというが、 苦味の強い系統や中毒を起こす系統もあるので注意が必要である。

 傘は径5~15cm、時に25cm以上となり質は強じん、初め半球形からまんじゅう形で後にほぼ平らに開く。
 色は白色から淡褐色で表面に褐色の鱗片が同心円状に着く。
 ひだは白色、やや疎、 縁部はノコギリの刃のようにギザギザになっている、柄に直生またはやや垂生気味。
 柄は長さ2~8cm、表面は白~淡黄色で傘と同様の褐色のささくれがあり、上部にはひ だに続く線がある。
 肉質はかたく締まり、歯ごたえがあり、わずかに松の匂いがする。多少苦味のある物はさっと湯がくとよい。

 従来「マツオウジ」と呼ばれたきのこには2種類含まれており、全体が白っぽくて柄にツバのあるタイプを、「ツバマツオウジ」や「スギオウジ」などと呼び「Neolentinus lepideus」の学名を当て、ツバのないほうを「マツオウジ」とし、Neolentinus suffrutescens の学名を使用する人もいる。


下はつばのあるツバマツオウジ