クルミタケ
Hydnotrya carnea (Corda) Zobel

チャワンタケ目 フクロシトネタケ科 クルミタケ属


クルミタケ 20110709 桜山

 
unclear 食毒不明


 初夏の頃、広葉樹林内の地中に発生する。道路わきの斜面やコケの間に半分現れているものがよく見つかる。
 地下生ということで目に付きにくいが比較的普通種で発生量も少なくない。落葉を掻いて探すと地表のわずか下あたりでよく見つかる。地中から掘り出したものは表面の菌糸は確認し辛い。

 子実体はほぼ球形で凹凸のある塊状。直径 1-3 cm、表面はわずかに微毛状でレンガ色ないし赤褐色、古くなるとほとんど黒色になる。表面には時に小さな穴がいくつか開き内部の子実層が見える事がある。

 内部は小さな空隙があり断面は迷路状。子実層面は微毛状で白っぽいが断面は胞子の成熟に伴い赤褐色になる。

 アミメシマショウロ(ニセショウロ属)の内部は本種と似ているが、胞子を確認することにより容易に区別できる。