クロチャワンタケ

(別名;クロゲチャワンタケ, クロケチャワンタケ)
Pseudoplectania nigrella (Pers.) Fuckel
チャワンタケ目_クロチャワンタケ科_クロチャワンタケ属


クロチャワンタケ 20170521_丸山

 
unclear 食毒不明

 春、コケの生えた地上に発生する。広葉樹林、針葉樹林の他、竹林にも発生する。地上に発生するが、基部は植物の細い根に絡み付いている事もある。

 子実体は地上に散生か少数が群生する。
 初め椀状、後には皿状になるが縁は内側に巻く。直径 8-15 mmと小型.、縁はやや鋸歯状になる。
 子実層面は黒色、初めはつやがある。
 外面もほとんど黒色、やや皺状、微毛に覆われ、下半から基部には顕著な黒色菌糸がある。
 全体丈夫な肉質。柄はほとんど無い。


〔似たキノコ〕
 → ナガミノクロサラタケ も小型菌、柄があるのが特徴。
 → クロヒメチャワンタケ の子実層面はつやは無く、縁は鋸歯状
 → ニセクロチャワンタケ

クロチャワンタケ 20130504_植林の森
20170521_丸山 クロチャワンタケ 20130504_植林の森