コオトメノカサ

 Cuphophyllus niveus (Scop.) Bon
( → Hygrocybe virginea (Wulfen) P.D. Orton & Watling var. virginea )

ハラタケ目 ヌメリガサ科 オトメノカサ属


コオトメノカサ_20131007

 
awful taste 食不適

  秋、針葉樹林内の地上に発生。 分布はほぼ全世界的で食用にされることもあるがシロヒメカヤタケなどのよく似た有毒きのこがあるので注意する必要がある。

 傘の径は 1.5~3cm、まんじゅう形、あるいは釣鐘形から平らに開き、しばしば中央が窪む、色は白色で、湿時弱い粘性がある。
 ヒダは垂生で疎、互いに脈状のしわで連絡
 柄は2~6cm、中実から中空。

〔似たキノコ〕
 → シラウメタケモドキひだは直生
 → ヒメオトメノカサは本種よりさらに小型で、傘径は 0.5~1.5cm、針葉樹の枯れ木上に発生する。

コオトメノカサ_20180704白旗山、湿時粘性がある。
コオトメノカサ_20180704白旗山、連絡脈がある。
コオトメノカサ_20180620白旗山 コオトメノカサ_20180620白旗山