コナカブリ
Crepidotus variabilis (Pers.: Fr.) Kummer
ハラタケ目 アセタケ科 チャヒラタケ属


 
awful taste 食不適

 初夏~秋、主にトド松の枯れ木や細枝上に重なり合って生える。小型で柄を欠き、かさの一端で材上に付着する。

 かさは扇状で白色を呈し、多少毛羽立つ
 ひだは初めは白色~クリーム色、成熟すれば暗褐色となり、縁は白っぽく、微細な鋸歯状をなす

 柄はまったく欠くか、もしあっても痕跡的で、基質への付着部には白い綿毛状の菌糸をこうむる
 ひだはやや密~やや疎、薄くて幅広く、分岐を欠き、初めは汚白色ないし淡クリーム色であるが成熟すれば暗褐色となり、縁は白っぽくて微細な鋸歯状をなす。


〔似たキノコ〕
 → 本種に外観が酷似したニセコナカブリ は、おもに広葉樹の枯れ木や枯れ枝に生え、かさの表面があまり毛羽立たず、胞子がより幅広くて丸みが強く、周囲に小さな疣があることなどにおいて異なっている。
 → コナカブリモドキは短い柄が確認できる。


コナカブリ類似種
Crepidotus sp.
ハラタケ目 アセタケ科 チャヒラタケ属

 
awful taste 食不適

 本種はコナカブリの類似種で Crepidotus caspari Velen. (= Crepidotus inhonestus )に胞子の形が似ているがよく分からない。

 夏~秋 広葉樹の枯れ木、落ち枝上に発生。
 傘径1~3cmで腎臓形。
 表面は白色で短毛に覆われ、フェルト状。
 ヒダは密~やや疎、白色から後帯褐黄土色。

 胞子は楕円形~卵形、表面はやや平滑。


〔似たキノコ〕
 → コナカブリ の胞子はやや角張った楕円形~短い円筒形で、ごく微細な粒点をこうむる。

コナカブリ類似種_20180718 白旗山
コナカブリ類似種_20180718 白旗山、6.2–6.5 × 4.2–4.7 µm コナカブリ類似種_20180718 白旗山