キカイガラタケ

Gloeophyllum sepiarium (Wulfen) P. Karst.
キカイガラタケ目_キカイガラタケ科_キカイガラタケ属


キカイガラタケ_20090803_学びの森

 
Inedible 食不適

 トドマツなど針葉樹の枯れた幹や倒木、及び公園の木橋、木道、杭などの針葉樹材上に発生する。食毒 不食。

 子実体は側着生で無柄、半円形~棚状。
 傘幅は4~10cmくらいで、表面黄褐色~赤褐色で、古い部分は黒褐色、新鮮な周縁部は黄白色、全面に短い粗毛を帯び、濃淡の環紋を表す。

 傘の裏はヒダ状で、放射状・分岐、吻合して迷路状溝や放射状の長い溝孔をなす。初め黄白色、触れると褐色変。
 肉は赤褐色~黒褐色で革質。少し菌臭あり。


〔似たキノコ〕
 → チャカイガラタケ は無毛平滑、子実層托は初め灰白色、のち灰褐色。