ヒメサクラシメジ

Hygrophorus capreolarius (Kalchbr.) Sacc.
Current Name: Hygrophorus erubescens (Fr.) Fr.
ハラタケ目_ヌメリガサ科_ヌメリガサ属

  ヒメサクラシメジ

 
Edible mushroom 食用

 秋にモミ属の林内地上やその根もとに列状に発生する。他のサクラシメジ類のきのこと同様食用になるが、大きさは最も小型である。

[特 徴]
 傘は径3〜5(8) p、初め中高のまんじゅう形で後には平らに開く。
 表面は湿っている時はぬめりがあり色はワイン色〜赤褐色。
 ひだは、淡褐色から赤褐色で柄に直生からやや垂生。
 柄は傘とほぼ同色。


〔よく似たきのこ〕
 → サクラシメジ は本種よりやや早く出るようで、柄にツバがない。ヒダはやや密。
 → オオサクラシメジ(H. erubescens) は、ヒメサクラシメジ(H. capreolarius) のタイプ種にあたります。

 ヒメサクシメジ_20201017 桜山
 ヒメサクシメジ_20201017 桜山
ヒメサクシメジ_20201017 桜山 ヒメサクシメジ_20201017 桜山
ヒメサクラシメジ_20201031_桜山、胞子は楕円形、6.5〜9.0 ×4.0〜5.5 μm