ヒカゲイタチタケ
   
 (別名;ブシイタチタケ)
Psathyrella olympiana A.H. Sm.
ハラタケ目_ナヨタケ科_ナヨタケ属

ヒカゲイタチタケ_丸山_20170617

 
 Inedible 食不適 .

 夏から秋にかけて森の倒木や埋もれ木にわずかに群生、稀に単生する。
 傘は径2〜3p、釣鐘型から次第に開く。
 表面は吸湿性があり、若い時や湿っているときは鮮やかな赤茶色から栗色で、白い皮膜の残滓が見られる。老いると皮膜は脱落する。また、乾いているときは茶色がかったベージュ色に退色する。
 傘の肉質はクリーム色または淡い茶色。かび臭さがあるが、味はマイルド。
 ひだは、若いときは明るいベージュ色、老いると暗い赤茶色。
 柄は中空、表面は白い繊維状の鱗片をまとう


〔似たキノコ〕
 → ムササビタケ(P. piluliformis)
 → イタチタケ(P. candolleana)

湿っているときは鮮やかな赤茶色から栗色