ハルハラタケ(仮称)

Agaricus heimii Bon
Agaricus aestivalis var. veneris (R. Heim & G. Becker) Wasser
ハラタケ目_ハラタケ科_ハラタケ属

 
 Unclear 食毒不明 .

 春、広葉樹林樹下に発生する。
 カサの径は7〜10cmほど、饅頭形から平らになり、若い時は白っぽい。成菌になると圧着された麟片をつけ、中央ほど濃い。カサの縁には外皮膜の名残がベール状についている。
 ヒダはやや蜜、灰白色→ピンク→紫褐色となる。
 肉全体にやや黄色みを帯びるが、柄の根元が顕著である。
 柄は円筒形・中実、早落性のツバを付け、傷つけると肉は黄色っぽくなる。

 胞子は楕円形8×5μmほど。丸山氏が仮称を付けている。


〔よく似たきのこ〕
 → ハラタケ

胞子紋は暗紫褐色 ハルハラタケ_20180520丸山、7.8-8.9 X 4.6-5.3μm