ベニセンコウタケ

(別名;ベニソウメンタケ、センコウタケ)
Clavaria rosea Fr.
ハラタケ目 シロソウメンタケ科 シロソウメンタケ属


ベニセンコウタケ_20140825平岸霊園

 
unclear 食毒不明

  初夏~秋に、やや湿り気の多い芝生や草地などに発生。食毒は不明

 子実体は高さ3~5cm、太さ1mm程度の細長い棍棒状であるが変異が大きく、先端付近で分岐する個体や紡錘状に変形した個体も見られる。数本が束生することもあるものの、多くの場合は1本ずつ離れて群生する。

 柄部は不明瞭。全体がやや紫色を帯びた鮮紅色を呈し、比較的褪色しにくい。色褪せたとしても橙色系の色調にはならず、バラ色~淡紅色となる。肉は淡紅色~深紅色、中実。質がきわめて脆く,折れやすい。


〔似たキノコ〕
 → やや外観の似たキノコにベニナギナタタケがあるが,こちらは同じ紅でも朱色系の色調だが退色しやすい。

ベニセンコウタケ 20110730_桜山
_20110730_sakurayama _20160820_sakurayama