アシボソクリタケ

Hypholoma marginatum J. Schrot.
Current Nam ; Hypholoma dispersum Quel.
ハラタケ目_モエギタケ科_ニガクリタケ属


アシボソクリタケ_ 20181013_桜山

 
 Inedible 食不適 .

 秋、広葉樹の枯木や倒木、埋もれ木などに発生。
 傘は径1〜4cm、円錐形〜饅頭形から平らに開く、縁部に被膜残片を付着。表面黄土〜茶褐色で全面に絹糸状菌糸をまとい、周辺に白色綿毛鱗片を付着する。

 ヒダは白色、後に灰褐色、更に黒紫色となり、柄に直生し、並び方はやや疎〜密。
 柄は傘とほぼ同色で細く、上部は白色、中位以下は黒褐色、白色の綿毛状のものが付く。中空。
 肉は表面色を帯び、丈夫。
 ニガクリタケほどではないがやや苦い。

 胞子紋;紫茶色
 胞子は楕円形〜紡錘形、平滑、厚膜、発芽孔を有し、7−8×3.5−5μm。


〔よく似たきのこ〕
 → クリタケモドキ は針葉樹から出ることが多く、本種より柄が太く黄色味が強い。
 → ニガクリタケ は極めて苦く、本種より小型で黄色味が強い。