アラゲカワキタケ

Panus lecomtei (Fr.) corner
タマチョレイタケ目  タマチョレイタケ科 カワキタケ属


アラゲカワキタタケ_ 砥石山_ 2013.08.26


 
 Inedible 食不適 

 春~秋、コナラ・クヌギ等の広葉樹の枯 れ木や切り株に多数重なり合って発生。

 傘は2~5cm、開けば変形したじょうご形や扇形で強靭な肉質~やや皮質、表面は粗毛 におおわれ、紫褐色、のち淡黄土褐色、周縁部は強く内側に巻く。
 ひだは垂生し、幅狭く密、 黄土褐色。
 柄は傘の中心または外れてつき、表面は粗毛に覆われる。
 肉は柔軟な革質、白色、厚さ1mm以下。

 胞子は4.5~5.5 ×2~2.5μm、狭楕円形。シスチジアは厚膜。胞子紋は無色。 


〔似たキノコ〕
 → ニオイカワキタケはサンショウに似た特有の香りがあり、表面は無毛で平滑、柄の基部はレンガ色をおびる。
 → カワキタケの表面は初めわずかに微毛をおびるが、のち無毛平滑。