アオノキノコヤドリタケ

(別名;アオキノコヤドリタケ)
Hypomyces luteovirens (Fr.) Tul. & C. Tul.
ニクザキン目_ニクザキン科_ヒポミケス属

アオノキノコヤドリタケ_20190921 桜山

 
 Inedible 食不適 

 雨期から秋にかけて、ベニタケ類やチチタケ類のきのこ上に発生する。
 宿主のかさの表面・管孔面・柄の表面などに、オリーブ色〜帯黄オリーブ色で厚いフェルト状の菌糸マットを形成し、その上に半ば埋もれた子嚢殻を密生して全体としては暗緑色に変える.
 子実体(子嚢殻)全体としては僅かに上部が突出した西洋ナシ状〜壷状をなし、頚部を除いてほとんどが菌糸マットに埋没する。
 全体の高さ・径ともに 0.3〜0.5 mm程度、そのうち頚部は長さ 0.1 mm以下、先端は丸みを帯びて尖らず、小さな開口部を備え外面は多少ざらつき、成熟すると頂端に開いた開口部から白色の胞子塊を吹き出す。

 この菌そのものに毒性はないとされてはいるが、一般には食用にされない

〔ヒポミケス属の仲間〕
 → タケリタケ Hypomyces hyalinus
 → アカハツヤドリタケ Hypomyces lateritius
 → アワタケヤドリ Hypomyces chrysospermus はイグチ類の体上に発生し、アナモルフ(無性世代)を形成する。

上拡大
アオノキノコヤドリタケ_20140923 桜山 アオノキノコヤドリタケ_20140923 桜山
アオノキノコヤドリタケ_20190921 桜山、子嚢は細長い円筒形、無色で先端を除き薄壁、8個の子嚢胞子を含む。
子嚢胞子は細長い紡錘形でしばしば僅かに湾曲し,時に1〜3個の油滴を含む、長さ 34 - 44 μm(長短ひげ含む)