アクイロウロコツルタケ

(旧名;フクロツルタケ)
Amanita avellaneosquamosa (S. Imai) S. Imai
ハラタケ目_テングタケ科_テングタケ属


アクイロウロコツルタケ_20160803白_旗山

フクロツルタケ  
CAUTION 猛毒注意

 アカマツ、トドマツ、コナラ樹下地上に発生する。
 アクイロウロコツルタケはフクロツルタケやシロウロコツルタケに似ていて見分けがむずかしい。
 フクロツルタケは傷をつけると紅褐色に変色するが、アクイロウロコツルタケは変色性がない(希にやや弱い赤変性をあらわすものもあるが!)。
 シロウロコツルタケに比べ、傘の条線が長く、平面的な鱗片に覆われ、胞子が小さいことが見分ける際のポイント。

 傘は径8p前後(5-8p)半球形→饅頭形→平らに開く、、表面粘性無し。表面は類白色、白色→淡茶褐色の小鱗片あり、縁部に条線−溝線あり。

 ひだは白色→淡紅褐色、離生、密、縁部粉状−フリル状。肉は白色。無味無臭。
 柄の表面は白色の細かい綿毛状の片鱗に覆われる、上下同径−下方やや太く、基部やや太まる。中空。
 つぼは白色−淡紅褐色、肉厚大型 ツバは壊れやすく、痕跡をとどめる程度かほとんど観察できないことが多い。


〔似たキノコ〕
 → フクロツルタケは傷をつけると紅褐色に変色する、傘表面に外被膜の名残をまとうことが多い。胞子は 8.0〜11.0×5〜6μm、長楕円形。
 → シロウロコツルタケは名前と異なり本種と同じアク色の個体もあり紛らわしいが、傘表面の鱗片は立体的、綿毛状になっており、傘の縁に僅かな条線がある。フクロツルタケと違って傷つけた時の変色の程度は弱い。 胞子は10.0〜15.0×5〜6μm。
 → 傘の頂部に黄土色の大きな膜質のつぼの破片が貼り付いているシロテングタケに似ている。


【参考1】
 アクイロウロコツルタケ(灰汁色鱗鶴茸)の学名は
 amanita アマニタ(小アジアの地名より)
 avellaneosquamosa アウェラネオスクアモサ(灰褐色の鱗片のある)
【参考2】
 アクイロ(灰汁色)とは、藁(わら)や木を燃やしてできた灰に湯を注いだものの上澄みの色のことで、似た色に灰色がありますが、それは石炭のもえた後にできる中明度の灰の色のことです。

Web カラー(Hex triplet)のアクイロ ;#BCB09C  
  日本の伝統色のアクイロ;#9E9478
フクロツルタケ
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老菌
フクロツルタケ
アクイロウロコツルタケ_20160810 白旗山、切断しても赤変しない
フクロツルタケ フクロツルタケ
_20160720sirahatayama
フクロツルタケ フクロツルタケ
アクイロウロコツルタケ_20140823桜山
フクロツルタケ
フクロツルタケ フクロツルタケ
_20160824 sirahatayama_ 胞子 9〜11 um、長楕円、平滑