アカヤマタケ
Hygrocybe conica (Schaeff.) P. Kumm.
ハラタケ目_ヌメリガサ科_アカヤマタケ属


アカヤマタケ 20110929 第一縦断道

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POISON 有毒

 食。人によっては中毒することもあるといわれ注意が必要。秋に各種の林内や草地の地上に発生する。
 世界中どこでも見られるようなきのこでは、食毒の区別があいまいなものがいくつか見られる。

 傘は径1.5〜4cm、初め先端のとがった円錐形で後にはやや開き、中央部分は常にとがる。
 表面は繊維状で橙黄色〜赤色、湿っているときは粘性がある。
 ひだは淡黄色から淡橙黄色で並び方はやや疎、上生。柄にはほぼ離生する。

 柄は5〜10×0.4〜1cm、黄〜橙色で繊維状の縦線がある。
 きのこに触れたり、 きのこが古くなったりすると黒く変色する性質がある。


〔似たキノコ〕
 → トガリベニヤマタケ は傷ついても変色しない。
 → アキヤマタケ の傘は円錐形ないしは饅頭型からほとんど平らに開き、さらには中央部がややくぼむ場合がある。
 → トガリツキミタケ の柄は黄色で縦の繊維紋をあらわし、時にねじれる
 → スミゾメキヤマタケ H. chloroides は全体黄色で、老成したり傷つくとしだいに黒く変色。

 
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胞子は広楕円形、 9.0〜10.6 × 5.5〜7.2μm