アカヤマドリ

Leccinum extremiorientale (L. Vass.) Singer (ヤマイグチ属)
Rugiboletus extremiorientalis (Lj.N. Vassiljeva) G. Wu & Zhu L. Yang
イグチ目_イグチ科_アカヤマドリ属

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アカヤマドリ 

  
can be eaten 可食

 夏から秋にかけてナラ類の混ざった広葉樹林地に発生する。日本産のきのこの中では大型になり、食用になる。

 傘は径10~25cm、初め半球形で後にはまんじゅう形に開く。表面の色は黄褐色で、しばしば表皮がひび割れて黄色の肉が見え、幼菌の傘の表面には脳のしわ状の凹凸がある。
 管孔は柄に上生から離生し、初め黄色のちにはオリーブ褐色、孔口は変色性はない。
 柄には黄色から黄褐色の細点がある。

※ 傘は柔らかく、柄は固く歯切れがよい。油いため、バター焼きが美味しい。汁物は黄色い煮汁が出るが旨味は増す、煮汁の色が嫌な人は軽く湯でこぼすとよい。

アカヤマドリ_20090801_桜山
アカヤマドリ_20150829_桜山
アカヤマドリ幼菌 2009.08.01 桜山
アカヤマドリ_20150822 アカヤマドリ_20090805